家造りの思い

「家」というもの
家造りの目的は、人それぞれ違います。
その違いをふまえて、私の考えは、人生の大きなそして大切な
1ページであると思っています・・・

きのう、7年前にお建て頂いた、お客様が、お立ち寄りいただいて、
久しぶりに色々とお話しさせていただきました。

10年から8年位前に、今まで住んでいた家にこれからも住み続けるのか、
ご夫婦でずっと話してきたんだけど、結論が出ないままいた。
そんなときに私の書いた冊子を読んで一度相談してみよと思い、
訪れて、「福田さんが造るこんな家なら、私は大賛成なので是非、
夫を説得してほしい」とご依頼を受けました。

後日、直接ご主人とお会いして色々とお話しをお聞きするなかで、
一番不安に思っているのは、仮住まいとそれに伴う整理や引越しの
事であると解り、「そのご不安であれば、仮住まいから、引越し、
不用品の整理持ち出しなどは、私どもでみんなお手伝いできます」とお話しして
ご主人も晴れてご決断に至りました。

それから、家を建築し、新居でお二人のご夫婦水入らずの悠々自適のお暮らしが
スタート!時々お会いしてもいつもにこやかにしていらっしゃいました。
そんな折の6年後、あれほどお元気でいらっした御主人が突然ご逝去
(大変難しいご病気)されてしまいました。

奥様の思いは察するに余りありました。本当にお辛かったと思います。
そんな事を私もずっと抱いていましたので、ご主人が亡くなってからはなかなかお寄りできませんでした。

その奥さまが突然お寄りいただいて、
「これからどんどん歳をとるので、家の外にある不要なものをかたずけて
ほしいんですよ。」と言うご依頼でしたが、
「家を造ることを決心した主人とお手伝いいただいた福田さんに本当に感謝していますよ」
と言って頂きました。

「こんな寒いときなんか特に暖かさが実感できて、ありがたいですよ」
「主人も6年間しか住む事が出来なかったけど、あの6年は主人も本当に満足していましたし、
いまもきっとそう思ってますよ。もし、あの時決断していなかったら、私ひとりでは、
もう考えられなかったですからね。ありがとうございます。」

私は、そんな奥様のお話しを聞いていて、やさしいご主人のあの笑顔をお思い出して、
涙をこらえきれませんでした。

私たち造り手の仕事は、奇をてらったものではなく、お客様の想いをしっかり受け止めて行く事
なんだと改めて心に決めました。

丁寧な手造りの家「親子三代健康住宅」


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Commented by kurazea_zukuri at 2014-02-25 12:54
すべてのお客様の家づくりとその後の暮らしには夫々の物語がありますよね!それに寄り添って行くのが地場工務店の使命なんでしょうね!そんな折に、このようなお応えをお客様から貰うと工務店冥利に尽きますね!
Commented by fukudamineo at 2014-02-26 08:37
光村さん、まったくです。ただただ感謝ですね。それしかありません。
ただ、いつもにこやかだったご主人の優しい笑顔が見られないのが残念でなりません。
by fukudamineo | 2014-02-25 09:20 | 家造り | Comments(2)