2009年 05月 12日
読書
最近、読んだ本のお話を少し。
今でも家造りに関する本は結構出ていますね。「家造りの教科書」「家の価値を半減させる怖~い土地の話」
「偽装建築国家」などを読みました。
内容の傾向を見てみると最近の家造りに対する消費者の方の動向がわかるような気がして読んだのですが、
専門家を疑うような方もが結構いるものです。
特に、断熱工法や温熱性能に関しては、本質を分かっていない方が多いですね。
今でも、外断熱が最高だと言っている人がいますから。
元来木材は、熱容量がある割に断熱性能があります。だから、寒い寒い北欧などではログハウスを住宅として快適に暮らすのは、常識です。
その木材の外から断熱材で覆ってもどれだけの効果があるのでしょうか。甚だ疑問です。
熱容量が大きくて、熱を伝えやすいものを断熱材でカバーするのはわかります。
その素材といえば、コンクリートが考えられます。
ヨーロッパの国々の外断熱といえばコンクリートの建物が常識。
木材でできた建物を外断熱だなんて…・・
でも、平気で「ヨーロッパの断熱先進国では外断熱が常識」みたいなことを書いている。
一番問題なのは建物の熱損失係数。いわゆるQ値といわれる値です。
なんですが。その事をしっかり論じている人は本当にわずかです。
難しいことは解らないからと言って、「高断熱、高気密」などの言葉に踊らされないようにしてください。
次回は、今日お話しした専門的な言葉の意味を解りやすくご説明いたしますので、お付き合いください。
では。
今でも家造りに関する本は結構出ていますね。「家造りの教科書」「家の価値を半減させる怖~い土地の話」
「偽装建築国家」などを読みました。
内容の傾向を見てみると最近の家造りに対する消費者の方の動向がわかるような気がして読んだのですが、
専門家を疑うような方もが結構いるものです。
特に、断熱工法や温熱性能に関しては、本質を分かっていない方が多いですね。
今でも、外断熱が最高だと言っている人がいますから。
元来木材は、熱容量がある割に断熱性能があります。だから、寒い寒い北欧などではログハウスを住宅として快適に暮らすのは、常識です。
その木材の外から断熱材で覆ってもどれだけの効果があるのでしょうか。甚だ疑問です。
熱容量が大きくて、熱を伝えやすいものを断熱材でカバーするのはわかります。
その素材といえば、コンクリートが考えられます。
ヨーロッパの国々の外断熱といえばコンクリートの建物が常識。
木材でできた建物を外断熱だなんて…・・
でも、平気で「ヨーロッパの断熱先進国では外断熱が常識」みたいなことを書いている。
一番問題なのは建物の熱損失係数。いわゆるQ値といわれる値です。
なんですが。その事をしっかり論じている人は本当にわずかです。
難しいことは解らないからと言って、「高断熱、高気密」などの言葉に踊らされないようにしてください。
次回は、今日お話しした専門的な言葉の意味を解りやすくご説明いたしますので、お付き合いください。
では。
最近
一番大切な快適要素は、気密ではないかと思っています。
すなわち、
すきま風を徹底的になくし、外部に面した室内の壁が室温に限りなく近い家が快適であると思っています。
C値が0,5を切っている家がいいですね。
「高気密」と言いますが、どちらかと言うと「超気密」って感じです。
断熱は、快適要素よりも省エネ要素の方がウエイトが大きいように思っています。
光熱費に影響を与えます。
お客様から、FPと太陽光発電を比べ
どちらかを選択するとしたら、どちらが光熱費に効果的か?
聞かれました(汗)
なかなか、鋭い質問でした、研究を深めたいと思います!
一番大切な快適要素は、気密ではないかと思っています。
すなわち、
すきま風を徹底的になくし、外部に面した室内の壁が室温に限りなく近い家が快適であると思っています。
C値が0,5を切っている家がいいですね。
「高気密」と言いますが、どちらかと言うと「超気密」って感じです。
断熱は、快適要素よりも省エネ要素の方がウエイトが大きいように思っています。
光熱費に影響を与えます。
お客様から、FPと太陽光発電を比べ
どちらかを選択するとしたら、どちらが光熱費に効果的か?
聞かれました(汗)
なかなか、鋭い質問でした、研究を深めたいと思います!
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村岡さん、確かに難しいですねそれは。ランニングコストの一部である光熱費は太陽光発電の売電費をアップすればするほど効果が出ますし、でもその金額を支えるのは家本体の温熱性のがよくなければ達成できませんからね。
でも、気密を最近は重視しない風潮がありますので大変危惧しています。
でも、気密を最近は重視しない風潮がありますので大変危惧しています。
by fukudamineo
| 2009-05-12 17:53
| 家造り
|
Comments(2)