2011年 11月 19日
被災地視察
17,18日と東日本大震災の被災地を視察いたしました。
震災から、8か月が過ぎた状況は、ほとんど瓦礫は市街地から撤去が進み
復興の力強い槌音を感じますが、一面建物の基礎を残して何もない状況は
やはり筆舌に尽くしがたいものがあります。
初めに訪れたのは、FPの岩手支部のサトコンホームさんのお客さまのお宅です。
岩手県の北東部、北上山地の沿岸部に位置する、九戸郡野田村とうところです。2011年3月11日の東日本
大震災では震度5弱の揺れと大津波に見舞われ、村のおよそ3分の1に及ぶ、478棟の家屋が倒壊したそうです。(岩手県災害対策本部8月10日発表)。
緩やかな湾の形状で、大きな堤防が守っていましたが、津波で破壊され、大きな被害を受けました。


海岸線沿いに大変な数の松林が防風林としてあったそうですが、今はそれも名残りの数本があるのみ。
http://www.youtube.com/watch?v=8tOpzUzQPos
田んぼの様に広々しているところには、街があったのです。そしてたくさんの方々の生活も。

いよいよお客様の家の近くへ


今回の訪問に対して快くご承諾を頂いた桜庭様、そしてお話をつないで頂いたサトコンの佐藤社長、
事務局の池田さんに感謝しつつお邪魔しました。

本当に周りには一軒の木造家屋も建っていません。


唯一家の前に残った銀行の支店です。看板が・・・・

家の中にも案内して頂いて、家の中に浸水した水の深さの後が柱に残っています。この指している位置まで
水が入ってきたそうです。

昔からの言い伝えを思い出し、地震が止んだらすぐに避難して難を逃れたそうです。
色々と奥様には貴重なお話をお伺いする事が出来ました。本当にありがとうございました。

リフォームが完了して現在は今までと同じ生活が出来ているとおっしゃる奥様と。中央の方が奥様です。
このような自然の猛威の前に改めて、人間の小ささを痛感しましたが、とにかくやはり自分の現地に行き目で見
て、肌で感じる必要があると再認識しました。我々に出来ることは限られていますが、少しでも何かの役に立つ事
や、わずかでも痛みの共有が出来れば、これからのみなさんの復興のお手伝いに力がわいてくると思います。
続く・・・・
震災から、8か月が過ぎた状況は、ほとんど瓦礫は市街地から撤去が進み
復興の力強い槌音を感じますが、一面建物の基礎を残して何もない状況は
やはり筆舌に尽くしがたいものがあります。
初めに訪れたのは、FPの岩手支部のサトコンホームさんのお客さまのお宅です。
岩手県の北東部、北上山地の沿岸部に位置する、九戸郡野田村とうところです。2011年3月11日の東日本
大震災では震度5弱の揺れと大津波に見舞われ、村のおよそ3分の1に及ぶ、478棟の家屋が倒壊したそうです。(岩手県災害対策本部8月10日発表)。
緩やかな湾の形状で、大きな堤防が守っていましたが、津波で破壊され、大きな被害を受けました。


海岸線沿いに大変な数の松林が防風林としてあったそうですが、今はそれも名残りの数本があるのみ。
http://www.youtube.com/watch?v=8tOpzUzQPos
田んぼの様に広々しているところには、街があったのです。そしてたくさんの方々の生活も。

いよいよお客様の家の近くへ


今回の訪問に対して快くご承諾を頂いた桜庭様、そしてお話をつないで頂いたサトコンの佐藤社長、
事務局の池田さんに感謝しつつお邪魔しました。

本当に周りには一軒の木造家屋も建っていません。


唯一家の前に残った銀行の支店です。看板が・・・・

家の中にも案内して頂いて、家の中に浸水した水の深さの後が柱に残っています。この指している位置まで
水が入ってきたそうです。

昔からの言い伝えを思い出し、地震が止んだらすぐに避難して難を逃れたそうです。
色々と奥様には貴重なお話をお伺いする事が出来ました。本当にありがとうございました。

リフォームが完了して現在は今までと同じ生活が出来ているとおっしゃる奥様と。中央の方が奥様です。
このような自然の猛威の前に改めて、人間の小ささを痛感しましたが、とにかくやはり自分の現地に行き目で見
て、肌で感じる必要があると再認識しました。我々に出来ることは限られていますが、少しでも何かの役に立つ事
や、わずかでも痛みの共有が出来れば、これからのみなさんの復興のお手伝いに力がわいてくると思います。
続く・・・・
これが津波の後 ポツンと一軒残ったFPの家ですか~
これだったらFPの家は緊急避難場所になりますね?(笑)
これだったらFPの家は緊急避難場所になりますね?(笑)
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奈良様、ある意味そうかもしれませんね。こちらの方は、津波から逃げて、車の中で二晩過ごしたらしいです。そしたら知り合いの方に教えて頂いて、来てみたら残っていて大変驚かれたそうです。
北関東の皆さんも訪問されたんですね。私も桜庭様ご夫妻の静かで謙虚な語り口に癒され、勇気付けられました。複雑な心境を押して取材にご協力頂けたことに感謝し、一棟でも多くの【FPの家】を建てることで桜庭様のご厚意にお応えしたいと思います。
光村さん、お客様の生命財産を守る家造りを一致団結して頑張りましょう。
by fukudamineo
| 2011-11-19 09:41
| FP関連
|
Comments(4)