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高性能住宅の「快適」を伝えたい!


by fukudamineo
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ドイツ視察3

きょうは、パッシブハウスの詳細を。

ドイツ視察3_c0066693_113338100.jpg

北側屋外階段にこの建物の概要がしっかり説明してあります。
ドイツ視察3_c0066693_113739100.jpg

具体的な性能は。
K値で表します。 
屋根:0.1以下 断熱材(おそらく20KG/㎡) 35センチ~40センチ
外壁:0.15以下                   25~35
サッシ:0,8以下 ほとんど木製で高断熱トリプルガラス
床下:0,15以下                   25~35
熱交換式換気システム        効率が75%以上

というものです。かなりのレベルですよね。

今までのドイツのこの地方では、夏は冷房の必要がなかったそうです。北海道の様に。

それが最近は、夏の気温が40度を超える日が出てきて、35度以上日もかなり多くなって

エアコンを取り付ける人が出てきているそうです。そんな中、この建物では、

無冷房で外気温40度の時が室温26度であったそうです。それ以上に驚いたのは、

4階建ての4階と1階の温度差が「3度」しかなかったそうです。この26度は、4階の部屋の温度

なのだそうです。

フラットな屋上は、緑化が義務だそうで、緑化でない場合は、太陽光発電と太陽熱温水器を

設置しないと置けません。
ドイツ視察3_c0066693_11515990.jpg


後は、砂利敷きにしています。放熱を考えているんですね。

地下には、ここで造られた温水がタンクに蓄えられています。
ドイツ視察3_c0066693_11542137.jpg

それをカバーている断熱材の厚さが…
ドイツ視察3_c0066693_11551221.jpg


最終的には、住人の汚物を地下タンクに蓄えてバイオマスでエネルギーを造る予定でしたが、

人糞はウシ君の様にうまく発酵しないため、これだけの住戸数では足りなことがわかり今回は断念したとの事。

でも、バキュウム配管は出来ていました。
ドイツ視察3_c0066693_1158324.jpg


一通り説明をおえて、記念撮影。
ドイツ視察3_c0066693_120570.jpg


次回はパッシブの内容を詳しく説明します。




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by fukudamineo | 2011-12-09 12:01 | 学び | Comments(0)